物心ついたときからゲームと付き合い続けてきた筆者が、その長いゲーム歴から最新作から過去の名作までを掘り起こして語り尽くす本連載。今回取り上げるのは、人気ゲーム制作会社レベルファイブの新作『メガトン級ムサシ』(対応ハードはNintendo Switch)。筆者が遊んで感じた「2つの問題点」とは?
今回取り上げる『メガトン級ムサシ』は『妖怪ウォッチ』や『イナズマイレブン』、そして「レイトン教授シリーズ」などを手がけるレベルファイブによるクロスメディア作品だ。
ゲームは昨年11月11日発売だが、同年10月1日から1クール全13話作品のアニメ作品も放送開始。ゲームとアニメは同ストーリーで、ゲームにはアニメ版1期の内容が収録。アニメ版は今年の秋から2期の放送が予定されており、ゲーム版も2期に合わせて有料大型アップデートが予定されている。このアップデートで2期のストーリーが実装されると思われる。
■舞台は異星人に滅ぼされかけている地球
まず、ストーリーの内容だが、主人公である一大寺大和は少々喧嘩っ早い高校生だ。人々はごく普通の町でごく普通の生活をしているが、実は地球は異星人に侵略されほとんど滅んでしまっている。
生き延びたごく一部の人々は侵略時の辛い記憶を消去され、侵略される前の町の環境を再現されたシェルターの中で、侵略などなかったように偽りの平和を謳歌している。
大和は巨大ロボット「ローグ」のパイロットとしての素質を買われ、秘密基地であるオブリビオンベイに招かれ、この世界の事実を伝えられる。最初こそ戦うつもりはなかったが、過去の記憶を戻され、異星人の侵略によって目の前で大切な妹を殺されたことを思い出し、異星人と戦うことを決めた。
そこに異星人襲来の報が入る。大和は操縦法の記憶だけを書き込まれ、メガトン級のローグ「ムサシ」に搭乗し、異星人を迎え撃つのである。
そして、肝心のゲーム内容だが、ジャンルとしては「ハックアンドスラッシュ(ハクスラ)」である。ハクスラとは、戦闘を繰り返して自キャラを強化していくゲームのことだ。
ローグはカスタマイズを繰り返すことで、どんどん強くなる。腕やボディと言ったロボットのパーツや、武器を選ぶのはもちろん、マザーボードにCPUやメモリ、チップといった様々な能力をもった電子部品を装着することで、遊ぶ人それぞれが、唯一無二の自分好みのカスタマイズができるようになっている。
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