I Will Call It Quits: Dhadkan Zindaggi Kii’s Benaf Dadachandji Gives Her Take On Marriage

AIが2021年大晦日、『第72回NHK紅白歌合戦』に出演し、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』主題歌「アルデバラン」を披露。圧倒的な歌唱力とともに“笑って笑って 愛しい人”というラインを力強く響かせ、日本中を感動で包み込んだ。◆AI 画像 / 動画森山直太朗の作詞作曲による「アルデバラン」は、素朴な手触りと壮大なスケー感を共存させたメロディ、そして、困難な時代を生きる人々へのエールを込めた歌詞がひとつになったバラードナンバーだ。上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が主演を務める『カムカムエヴリバディ』(祖母、母、娘の3世代を描いたファミリーヒストリー)のストーリーと重なりながら、リスナーひとりひとりの人生に寄り添ってくれるこの曲は、リリース前から“号泣必至”と話題を集め、2021年の音楽シーンを代表する楽曲となった。この曲の軸を担っているのは、やはり歌詞。“ペテンな時代に 負けないように” “その孤独に互いの愛を知るの”といったフレーズから、コロナ禍に襲われたこの2年間──そのなかで感じた孤独や不安──を想起する人も多いはず。そう、「アルデバラン」がこれほどまでに支持されているのは、いまの時代に求められるメッセージがしっかりと込められているからだと思う。また、ハイブリッドな音楽性もこの曲の魅力。フォークソング的な親しみやすさを讃えた旋律、AIのルーツであるゴスペル〜ソウルミュージックのテイストを取り入れたアレンジがひとつになり、現代的なポップソングに結びつけているのだ。「アルデバラン」についてAIは、「明るいだけでも暗いだけでもなく、レトロすぎず、新し過ぎず、どんな時代にも当てはまる曲だと思います。最後はポジティヴになっていくところもすごく好きですね」とコメント。彼女自身にとっても、大きな意味を持つ楽曲になったようだ。11月1日、東京・国際フォーラム ホールAで行われた20周年ツアーのファイナル公演で初披露された「アルデバラン」。昨年末には『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2021』(12月24日放送)、『CDTVライブ！ライブ！年越しスペシャル！2021→2022』(12月31日〜1月1日放送)などの音楽番組でも歌唱され、大きな話題を集めた。そして前述したように、2021年の締めくくりとなる『NHK紅白歌合戦』でも、まさに圧巻のステージを繰り広げた。楽曲の紹介では、『カムカムエヴリバディ』の最初のヒロインである安子を演じた上白石萌音が登場。司会の大泉洋から、「アルデバラン」の感想を求められ、「初めて聴いたのがクランクアップのときだったんですけど、演じた役とその曲が本当にリンクして。もう“感無量ってこのことか！”という感じでした」とコメントした。AIは『カムカムエヴリバディ』のオープニング映像とともにパフォーマンスを披露。黒のシックなスーツ姿で登場した彼女は、クラシカルな弦楽器の響きとともに、“君と私は仲良くなれるかな この世界が終わるその前に”と冒頭のフレーズを紡ぎ出し、その場の空気を一瞬で変えてみせた。セットは極めてシンプル。バックコーラスなども付けず、ひとりだけでステージに立つ──装飾を削ぎ落とし、歌だけを届けようとする意思が伝わるストイックな演出だ。曲が進むにつれて少しずつ高揚感を増し、“見上げてごらん煌めくアルデバラン 溢れてくる涙の理由を” “君と君の大切な人が幸せであるそのために“といった切実なフレーズを手渡すように歌うAI。後半はゴスペルのテイストを取り入れたアレンジに移行し、彼女のソウルフルな歌声がさらに強く響いた。上白石のほうに視線を向けながら、“come on everybody sing it”とシャウトする場面は、2021年の『NHK紅白歌合戦』のハイライトのひとつだったと言っていい。歌唱後、上白石は笑顔で涙ぐみ、「最高でした。この曲と作品に出会えたことは本当に幸せだなと。ありがとうございました」と感謝を告げた。また、NHKのオフィシャルYouTubeチャンネルでは「[カムカムエヴリバディ]主題歌『アルデバラン』(AI) 紅白スペシャルバージョン」(ドラマのオープニング映像に新規映像を加えたバージョン)も公開。SNSでも「アルデバランで泣いてる安子ちゃんを見てもらい泣き」「AIさんの歌声心が震えた」「AIのアルデバランが現地で聞いたなかではズバ抜けていたし実際に拍手も一番大きかったと思う」など絶賛、感涙の声が数多く寄せられている。楽曲タイトルの“アルデバラン”は、 “後に続くもの”というアラビア語に由来を持つ牡牛座のα星。“この時代において、この曲が、多くの人たちへの輝きと道しるべになるように”と願いを重ねて命名されたという「アルデバラン」は、『カムカムエヴリバディ』の物語の進行とともに、今年も多くの音楽ファンの心を揺さぶることになりそうだ。AIは楽曲「アルデバラン」を収録したニューアルバム『DREAM』を2月23日(水)にリリースするほか、5月よりツアー＜AI“DREAM TOUR”＞で全国をまわる予定だ。文◎森朋之■ニューアルバム『DREAM』2022年2月23日(水)発売【限定盤(CD＋BD)】UPCH-29423 定価￥5,500(税込)【限定盤(CD＋DVD)】UPCH-29424 定価￥5,500(税込)【通常盤(CD)】UPCH-20614 定価￥3,300(税込)https://lnk.to/aidream_ph▼CD・アルデバラン (NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』主題歌)・IN THE MIDDLE feat. 三浦大知・WE HAVE A DREAM (出版本『WE HAVE A DREAM』イメージソング)・BE WITH YOU (東京建物 企業CMソング)・First Time feat. RIEHATA ・パパへ他、全9曲収録予定▼限定盤特典 映像Disc (ライブ映像＋MV集)●ライブ映像●2021年11月1日、東京国際フォーラムで行われたツアーファイナル＜AI 20周年記念TOUR “IT'S ALL ME” FINAL 〜AI Birthday Special＞の模様を収録。「Story」「ハピネス」に加え、ライブ初披露となった「アルデバラン」、及びAwichを迎えたコラボ曲など、余すところなく主要人気曲を網羅したベストセットリスト作品。・I Wanna…