17日に行われた北京オリンピックのフィギュアスケート女子フリーで、ドーピング疑惑の渦中にいるカミラ・ワリエワ(ROC=ロシア・オリンピック委員会)にミスが相次いだ。自身の持つ世界最高点を43・36点も下回る141・93点。フリーだけなら5位と、「絶望」との異名を取る美しい演技は全く見られなかった。首位だったショートプログラム(SP)の貯金をはき出し、合計でも4位に転落、坂本花織(シスメックス)にも抜かれ、メダルすら逃した。
フリーは、2種類の4回転ジャンプを3度跳ぶ、今大会の団体の時と同じ構成を予定していた。
しかし、7本のジャンプのうち出来栄え点でプラスの評価を得たのは2本のみ。二度の転倒に加え、手をついたり、バランスを崩したりと、5本のジャンプを失敗するなど、疑惑の影響は隠せなかった。
演技後には手で顔を覆い、得点を見て固まってしまった15歳は、絶望感に襲われていた。
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