元V6の俳優坂本昌行(50)がBS―TBSのオリジナル2時間ミステリー「ペットドクター花咲万太郎の事件カルテ」(3月26日午後7時)で主演を務めることが明らかになった。舞台中心で活躍してきた坂本はテレビドラマの主演は2003年以来19年ぶり。同局のドラマは初登場だ。坂本が演じるのは風変わりだが、動物愛あふれる獣医師。実生活でも犬と猫と暮らしているといい、「今、自分が持っているものを作品に注ぎ込みたい」と熱い気持ちを明かしている。
脚本は「警視庁・捜査一課長」シリーズなどを手掛ける深沢正樹さん、監督は映画「探偵はBARにいる」シリーズの橋本一さんだ。
物語は、動物病院勤務の獣医師・花咲万太郎(坂本)がある夜、犬の散歩中に遠くから響いてきた犬の鳴き声に気付き、駆けつけると初老男性の遺体を発見。事故か事件か。男性は複雑な事情がありそうなペット用品通販会社の社長だった。第一発見者となった万太郎。万太郎とバディを組み、真相解明に挑むのは矢田亜希子(43)演じる元エリート検事だったが、捜査の失敗で警察に出向させられた経歴を持つ強気の刑事・蓑田玲子だ。
劇中には、万太郎が現場から連れ帰った社長の愛犬をはじめ、動物が多数登場。一方、動物を愛するものの、人間世界にはまったく関心を寄せない万太郎の謎に包まれたミステリアスな素性も次第に明らかにされていく…。
人付き合いは苦手で、飼い主がいない動物たちと暮らす万太郎。変わり者と周囲から見られているが、抜群の観察力や俊敏な身体能力を持つという役柄に坂本は「舞台に立たせていただくことが多いですが、いつかチャンスがあればドラマにも挑戦したいと思っておりました。そんなタイミングでしかも主演!」と久々の主演に意気込む。
さらに「私もプライベートで犬と猫と一緒に過ごしています。リラックスしながら撮影ができそうで楽しみです」と、自身の“動物愛”も披露。「スタッフ、キャストの皆さまと一丸となり視聴者の皆さまに楽しんでもらえるよう頑張っていきたいと思います」と制作陣も期待する新ヒーロー誕生を約束した。
玲子の部下の刑事役で中山優馬(28)、万太郎の勤務先の元院長役で正名僕蔵(51)らが共演する。
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